no name

そのうち何か決まります

桜のような僕の恋人

晴人くんの写真の師匠。パーマとメガネで雑誌にインタビュー記事出ちゃうような巨匠(?)

最初の出演がまさかの雑誌写真だったのでちょっと吹いた。
そこからご登場なさいますか……!




出演は、雑誌をのぞけば、2回?いや、3回?
君はどんな写真を撮るんだ、の場面と、これは紙だ、の場面と、一番最後の誰かのためだけに撮った写真を僕は初めて見たよ、の場面。

出演はちょっとずつだけど、短い中で晴人くんを少しずつ導く役だったので、満足です。
いやしかし、いそう、こういう写真家さん、いそう…という、謎の説得力、すごい。
エンドロールでは見事にトメを務めておられて、思わず拍手しました。

ところで主題歌がミスチルの「永遠」で、私ミスチルは20年以上ファンをやっているので、好きバンドが作品のために書き下ろした曲をバックに、お星様がトメとして流れてくるという場面になんだか勝手にじーんとしました。この組み合わせで喜んでるの、世界で私だけかもしれないけど、嬉しい。


晴人くん役のケンティー
確か星様とケンティーが初めて共演した時?に星が「やっと会えたね」って言った話を聞いたんですけど、それってこの時かなー。それとももっと前に共演しているかな。

ケンティーのお芝居を全く見たことなかったけど、自然に見られるお芝居で、割と好きかもしれない。
美咲さんの嘘に激ギレする場面が印象的。


「永遠」の歌詞で「冗談が過ぎる たとえ神様であっても死ぬまで許さない」という部分が好きで、ただ、悲しい恋の歌のわりにはずいぶん強い言葉を使うな、桜井さんにしては珍しいな、と思ってましたが、晴人くんのあの一面が現れた歌詞なんだとしたら、すごく腑に落ちる。

写真展帰りの美咲さんに気づかないのは、残酷だけど、ここで奇跡的な何かで気づく、とかやられるよりはこっちの展開の方がずっと納得がいくので好きです。
病気自体は架空のものだろうけど、端々に納得できる部分があったから、変に冷めずに最後まで見られた。
インチキ医療に何十万もかけちゃったお兄ちゃんとか、妙にリアルでな……可哀相だったな…

そう、このお話、お兄ちゃんもめちゃくちゃしんどいよね!?と思って見てた。
ご両親が亡くなってお店継いで必死な時に、さらに妹が突然の難病からの余命宣告とか…お兄ちゃん辛い。
最後はボクシングジム?(元々そっちを目指してたとか指導してたとかなの?)に戻ってたし、綾乃さんもいてくれるし、お兄ちゃんも元気に過ごしていってほしい……